代表理事よりごあいさつ

日本患者学会 代表理事 深田 雄志

日本患者学会は、「患者」と「大学生」でできています。

病気になると『病人らしく』しようとする人をたくさん見ます。
周りの人には迷惑をかけないように。
しょうがない。自分は病気だから。

その『病人らしさ』は間違っていませんか。

就職活動をする大学生は『就活生らしく』しようとする人を
たくさん見ます。エントリーシートを書いていっぱい送ろう。
しょうがない。不況だから。

その『就活生らしさ』は間違っていませんか。

私、深田雄志という人間は、大学時代に社会貢献どころか、大学の枠をでることなく、学園祭の実行委員をしていました。医学部だったので、病院に普通に就職活動もしました。

しかし、病気は突然です。私には慢性疲労症候群とパニック障害という病気でした。病気は発作性で重く、現在の制度では医師として働くことができません。わたしは恩師の医療コンサルタント会社に恩情で就職しました。そんな中、お兄ちゃんっ子で、本当に可愛がっていた妹が10代で亡くなります。何の病気だったのか、最後まではっきりわかりませんでした。大切な人の一大事に医学部まで卒業しても何の役にも立たない….本当にショックでした。「社会を変える人になりたい」と思いました。25歳になった翌月でした。

そこからは、自分の病気をやり繰りしながら、挑戦の連続です。大学院でMBAコースに潜り、社会起業と出会い、日本患者学会の前身となったいくつかチームの仲間との出会いました。わたしが自信をもっていることは失敗の数の多さ、そしてひとつの信念です。

「患者の経験は財産。学生の無知と大胆さも財産。そして未来はその財産によって創られることを望んでいるんだ。」

今も毎日はオフィスに出ることができない障害の私が、こんなに素敵なチームの代表を、こんなに素敵な方々とお仕事をさせて頂いている。だから

歩き出そう!そして夢見よう!いつの日にも明日は来るのだから。

(2012年12月28日)


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