地域医療フリーペーパー・フリーペーパー「Kagiana」

日本患者学会では、京都市内(2016年1月現在)を配布エリアとした地域医療フリーペーパー「kagiana」を発行しています。患者と学生が、地域の病院を取材し、病院の広告以上の「医師の顔が見える」情報を、病院選びの情報が少ない市民への決定的情報としてお届けしています。

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<そもそも、どうして病院は選びにくいの?>

日本患者学会に持ち込まれるご相談の中で少なくないのが、「ドクターに関する情報不足」です。病院やクリニックの広告は、診療時間と場所、せいぜい院長のお名前が載っているくらいで、どうして必要な情報がないのでしょうか。

実は、これは「医療法」という法律による制限があるからなのです。「どのドクターにかかるか、は広告ではなくて、まちの中の信頼関係から決めなさい」と医療法が謳っているわけです。

<「kagiana」の特徴・理念>

「kagiana」は世の中に悪い医師はいないと考えています。ただし、医師の得意分野・方針・ひとがらとの「合う」「合わない」があるために、病院に対する不満は生まれてくるかもしれません。

「kagiana」はランキング雑誌ではありません。トレーニング(日本患者学会認定研修)を受けた記者がクリニックを取材したナラティブ(会話調)の情報を掲載することで、日常の感覚に近く、直観的に自分に「合う」医師との出会いを生む仕組みです。

実は患者が病院を選ぶだけではありません。「kagiana」を使って訪れる患者は、医師の得意分野・方針・ひとがらを直観的に知ってくれています。「kagiana」によって選ばれた患者は、医師にとって治療しやすく、接しやすい患者となっていきます。

「kagiana」は、地域に投じた一石によって、「地域医療の出会いを根本的に変える」シンプルなのに全く新しい情報誌です。

<「医療法」について>

約60年前にできた古い法律で、まだ交通機関も便利でなかったころ、地域の人が信頼する医師や病院にたどり着けるように作られた法律です。

医療法の「広告規制」のために、病院は過大な広告をして、患者を集めてはいけないことになっているのです。広告していいことと言えば、「診療科名」「医師の名前」「開院時間」「地図」くらいです。15年ほど前に「専門医」も広告できることになりましたが、普通の広告ならある「どんな病気が得意なドクターなの?」とか「どんな思いで患者に接してるの?」ということは、書くことができません。

駅にあるクリニックの広告。回覧板に載っている広告。新聞広告。どれも、同じようなことしか書いていないのは、たまたまなのではなく、法規制だったのです。

ところが、時代は法律ができた60年前と変わっています。私たちは少しくらい遠くても自分に合う病院・クリニックに通いたいと思う人の方が多くなったように思います。フリーペーパー「kagiana」は、私たち利用者・患者にとっても、病院にとっても、広告を出す地域企業にとってもWin-Winになります。

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